新婚旅行で父と兄におそろいのブランドのお財布を買ってあげました。兄は自分のがへたってきたら父のとかえてました。

バンコク市内でブランド品を買うとき


バンコク市内でブランド品を買うとき

父と兄へのお土産のブランドの財布

新婚旅行は初めて海外旅行でした。行った先はイタリアです。日本とは違う街並みにただただ圧倒されてきました。家族や知人や友人のお土産も、たくさん買って帰りました。父と兄にはおそろいのブランドの財布を買ってあげました。兄はすぐに使ってくれましたが、父はなぜか箱にしまったままでした。そして、私が高校生の時に使っていた財布を使わなくなった時にあげたのですが、それをずっと使っていました。せっかくお土産に高いものを奮発して買ってきたのだから使ってくれたらいいのにって私は正直思っていました。でも、父はまだ、普段使っている財布がつかえるからもったいないと思ったのだと思います。物を大事にする人でしたから。

でも、結局父はその財布を使わずに亡くなってしまいました。私はその頃、父に財布をお土産で渡したことを忘れていました。でも、それを思い出したのは兄の財布を見たときです。兄は大事に使ってくれていたのでしょう。全然、財布はへたっていなくて新品のようでした。大事につかってくれてるんだねって言うと、兄はまあなって言っていました。父にも同じ財布を渡したことを思い出した私は、母に父の財布の場所を聞きました。母は場所は知らないけど、父は大切なものは自分の書斎の机にいれていたからそこにあるんじゃないって言っていました。私は、父の書斎で財布の入っている箱を開けました。そして、目が点になりました。その箱には財布は確かにはいっていたのですが、かなり使い込んだ感じになっていました。父が使っているところを見たことはありません。そこで、ピーンときました。兄が父の財布と交換したのです。兄に聞くと、私の考えはあっていました。兄は父の形見としてもらったと言っていました。私も、兄がつかってくれるなら父も喜ぶだろうと思い、そのまま兄に渡すことにしました。